2010年5月16(日)  矢木沢ダム・一ノ倉沢

群馬県水上町にある矢木沢ダム放流と、谷川岳の一ノ倉沢を見に行ってきました。
矢木沢ダムの放流は年に1度、台風前の洪水吐きゲートの動作確認試験として行われます。
昨年はあいにくの天気(所々雨)のため見に行きませんでした。
今年は天気にも恵まれ初めて見に行くことになりました。
そのまま谷川岳の一ノ倉沢まで足を伸ばしました。

矢木沢ダム放流動画はニコニコ動画にアップしています。

出発:6時半頃
帰宅:19時頃
走行距離:390km


より大きな地図で 2010.05.16_矢木沢ダム・一の倉沢 を表示

関越道で練馬ICから水上ICまでいきます。
休日特別料金で高速料金は1700円なり。
特に渋滞には巻き込まれずに順調に進みます。



道の駅 水紀行館 (9:03)

水上ICから国道291号線に入り1kmぐらいのところにあります。


清流公園

道の駅に併設の清流公園です。
綺麗に整備されなかなか良い所です。
ぐるっと回れる散歩コースがあるようですが時間の都合で寄らず。
道の駅を後にし、矢木沢ダムへ向かいます。


矢木沢ダム手前(9:50)

放流見学ポイントの手前に順番に駐車していきます。
ずらっと結構な距離、車・バイクが停まっています。
地元ナンバーが多いけど東京近辺からも結構多いですね。
とことことダム方面に向かいます。


矢木沢ダム洪水吐き

ようやく今日のメインが見えてきました。
放流開始は10時からなので、なんとか間に合いました。



川の水は透き通っていて綺麗。
放流後はどうなるんでしょうか。


洪水吐きの近くまでやってきました。
子供からお年寄りまで見に来られてました。
天気も良く暖かい(20℃ぐらい?)。


奥に見えるのは谷川岳ですかね。
山の上の方は真っ白です。



放流開始です。
10時〜11時20分まで放流が行われます。
放流開始後10分毎に放流量が増していき、
11時に最大の40m3/sに達します。


段々と勢いが増してくるとともに、見学者も増えてきました。



さらに水量が増してくると、近くは土砂降り状態。
傘だけだと防ぎきれずに結構濡れてしまいます。
近くで見続けるには合羽が必須です。
合羽装備の人もそれなりにいました。


放流量が最大になりました。
あいにく傘しか持ってきていなかったので離れたところに非難
ここでもそれなりに水飛沫は飛んできますが。
それにしてもすごい水の量で真っ白です。


綺麗に透き通っていた川もご覧の有様です。
ですが、透明部と濁り部の境目が見事でもあります。


正面側に回ってきました。
ブワーと湯気のように水が舞い上がっていてすごいです。
このあとは徐々に水量が減ってきました。

 
80分間の放流もとうとう終わってしまいました。
総放出量123,000m3だそうです。
川の流れも穏やかになりました。
この後は矢木沢ダムを見学しに行きます。


奥利根湖 (11:41)

矢木沢ダム本体の方にやってきました。
先ほどの放流で湖面が3cm程下がったようです。
(現地で貰った資料より)
奥に見える山々にはまだ雪が残っています。



矢木沢ダム (11:52)

アーチ式ダムだけあって、見事な曲がり具合。


JR上越線 土合駅(12:46)

ツーリングマップルによると「日本一の地下ホーム、486段を下りていく」とあります。下り線のホームまで10分程階段を下りていかなければならないようです。ちなみに上り線ホームは地上なのですぐそこ。
今回は中までは見ず、谷川岳方面へ進みます。


谷川岳ベースプラザ (13:01)

国道291号線冬季通行止めの直前にある施設です。
ここからロープウェイで天神平スキー場へも行くことが出来ます。
バイクはここの駐車場に止めました(駐車料金:たしか250円)
天神平はスルーし、この先の国道を徒歩で一ノ倉沢目指します。



国道291号線

奥に見えるのが天神平ですね。
木々と重なって見ずらいですが、ロープウェイが伸びています。
このカーブを曲がると右写真の所にでます。


国道291号線 冬季通行止め (13:14)

ベースプラザからちょっと先で車両通行止めになります。
ここから一ノ倉沢まで徒歩1時間弱程かかります。
思った以上に暖かく、上着を脱いで行きました。


国道291号線 冬季通行止め区間(13:34)

新緑に囲まれた国道を歩いて行くと20分程で展望がひらけます。
前方に見えるのがマチガ沢です。
下山してきた登山者とちょこちょことすれ違いました。


国道291号線 冬季通行止め区間(13:37)

マチガ沢に到着。
沢の水は冷たくて気持ちいいです。
 

国道291号線(13:55)

さらに先に進んで行くと、お目当ての一ノ倉沢が見えてきました。
岩肌の崖に残雪という組み合わせもなかなか良い眺め。

 

国道291号線(13:58)

一ノ倉沢に到着です。
道路脇の残雪が壁となっています。
それにしてもすごい岸壁です。


国道291号線 不通区間

雪の壁手前で国道は車両進入禁止になります。
この先は登山道となり清水峠を越え新潟県側へ通じます。
車両通行不可の国道です。


国道291号線

振り返ると遠くの山々も頭は雪被っています。


一の倉沢を見た後は再び来た道をバイクのところまで戻りました。
その後、道の駅(水紀行館)にてお土産を買って帰り帰宅です。




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